栄養の桶理論と組織のセキュリティの共通点

桶の理論ってご存知でしょうか?
中学校か高校の家庭科で習ったと記憶しているんですが、
タンパク質を体に吸収するときの理論です。
数種あるアミノ酸の内、1個だけ30g取得して、他100g取得しても、
全部30gしか吸収できず、あふれた70gは全く吸収できないという理論です。(下画像参照)
出典:アミノ酸の「桶の理論」
昨日社内でセキュリティの勉強会があったのですが、
ふと組織のセキュリティも同じだなと思いました。
セキュリティは100人組織の99人が100点満点のセキュリティレベルを持っていても、
1人が30点しかないと、組織としては30点レベルしかないも同然です。
上の図のようにその一角から全部漏れ出てしまうからです。

セキュリティはいわゆる防御です。
防御というのはどこか一点が脆いとそこを突かれてしまいます。
それゆえ防御は大変で、大事になってきます。例え直接生産に関わる部分が少ないとしても。

戦国時代の国の防衛も同じだと思います。
防御を強くしても領土は増えませんが、そこを怠っているとあっという間に、領土が減り、滅ぼされてしまいます。
自分たちの領土を守るために、防御=セキュリティを大事にしたいものです。

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