入口は小さな目標のほうが良いには賛成するけど勘違いしてはいけない

おととい、夜の日課として筋トレしてランニングしてました。
その最中に目標設定の仕方を考えてて、ふと思ったのが、


ということです。
1年以上のトレーニングを習慣化できた体験から考えを書いてみることにします。

まず私の考えとして、継続が必要となる成果への目標設定の入口は、
目標そのものを低くしておくべきだということです。
これはまず行動に移すのが大事だと思っているので、この最初の行動を阻害しないために、低くするべきだと考えています。
(その辺りは、小さな習慣などの本から影響を受けています。)

逆に短期決戦型の目標には入口の目標低くは向いていないと思っています。
継続なんて言っている場合ではないからです。

ただ私が思うに、先に述べた低い目標、小さな目標の設定の仕方について、間違いが多いような気がしています。
例えばですが、ある社会人の方が、まだ全然練習していないけれど1年後に100m走を15秒で走れるようになりたい。
今はだいたい30秒くらいだとしたら、小さい目標をどう設定するべきと考えるか、です。
小さいっていうくらいだから、「まずは29秒目指すか」ってなるような気もするのですが、私はこの設定は懐疑的です。

まず考えるべきは練習を継続できるか、です。
走ることそのものを継続できないか限りは、数値の目標は夢のまた夢です。
練習の継続が身についてから初めてフォームの研究など他に目を向ければいいと思います。
一日いくら走るという目標を立てる、そしてその時に小さな目標として、まずは無理なく走れる目標にするというのが、入口の小さな目標の大事な点だと私は思います。

なので上の例でいくと、「毎日最低100m1本だけ走る」とか「必ず練習用の服にだけは着替える」とか、むしろそれくらいできないとヤバいくらいのレベルで小さな目標設定していくのが、いいのではないかなと思います。

よくビジネスで言われる言葉でいうなら、アクションプランを立てましょうという話になるかもしれません。
100mのタイムは成果目標、アクションプランは行動目標と言った感じでしょうか。

まずは小さなところから始め大きく育てていきましょう。
そのためには良いスタートダッシュを切るということを、実践していこうと思います。

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