【読書日記】BG、あるいは死せるカイニス

題名:BG、あるいは死せるカイニス
著者:石持 浅海
【概要】
星降る夜、天文部の観測会に参加したはずの姉が何者かに殺害された。
男性化候補の筆頭で、誰からも慕われていた姉が、何故?
さらに期末試験が終わった日、姉の後継者と目されていた小百合までもが被害に。
姉が遺した謎の言葉“BG”とは果たして何を意味するのか―。
全人類が生まれた時はすべて女性、のちに一部が男性に転換するという世界を舞台にした学園ミステリの意欲作

10年近く前に読んだ本で、同じく10年近く読んでいないのに、未だに印象に残っている本の一つです。
人類が雌性先熟(女性として生まれてから途中で男性に性別が変化すること)の世界でのミステリー作品。
※ちなみに雌性先熟の生物は実際に存在する。wiki参照

ミステリーとしての目新しさや斬新さというのは私はそこまで感じなかったのですが、人々の心の動きの描写がものすごく印象に残っていて、今でも時々思い出す作品です。
新卒の就職活動の時に最近印象に残った本としても話をした記憶があります。

よろしければご一読ください。

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