思いを受け継いでいくこと

今日1/17は何の日でしょうか?
wikipediaにはこんな言葉が並んでいました。

・防災とボランティアの日
・おむすびの日
・ひょうご安全の日

これらを見てお気づきの方もいると思いますが、1/17は阪神・淡路大震災の日です。
おむすびの日も震災関連の記念日です。

私は震災が起きる5年前に生まれ、以降22年間大阪在住でした。
震災当時も大阪にいたので、大きく揺れたのを覚えています。
食器が割れたり壁がはがれて中身が見えたりと、家の中もそれなりに被害にあった記憶があります。


今朝ニュースでは黙祷の様子が映し出されていました。
後世に震災の記録・記憶を伝えていきたいというお話もありました。
当時体験された方の高齢化も進み、だんだん色あせていくのが心配だというのがあるようです。

その心配もわかりながらもふと思いました。
表に出ない形で引き継がれていくんじゃないかなって。

この震災以降、防災についての制度や考え方が変わったものがありますよという話は、時々テレビでも見かけます。
全部が本当かどうかは置いておいて、建物の建築基準だったり、備蓄の内容だったり、救助の内容だったりと、いろいろあるはずです。
そうやって人類は教訓にしているわけです。

震災の体験やリアルな恐怖はどうしても全てを伝えることはできません。
でも伝える必要があるのはきっと恐怖そのものではなく、そうならないために何が出来るかのはずです。(実際の現場の体験を伝えなくていいとうわけではありません)
「同じ思いをしてほしくない」と願うなら、何をしたらいいかを示したり、考えるきっかけを作る、そしてそれこそが、間接的にでも記憶を伝えていくってことなのではないかなと思うのです。

思いを無駄にしないためにも出来るところからやっていきましょう。

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