【読書日記】桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか

題名:桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか
著者:鳩山玲人
読了時間:1時間15分(207ページ)

会社の先輩が20歳代の人はおススメの本だよと仰っていたので、
四捨五入すれば30歳になる20歳後半の私も読んでみることにしました。

日々の小さな活動の大事さ、意識しておくべきことを知る、
そして見直すにはいい機会になるかと思います。

読んで勉強になったなと思う点から数点を述べて、
最後に感想まとめ(とおススメの方)を書いてみようと思います。

  不安がない日は一日もない

文中に社長の仕事について書かれているのですが、
「会社がうまくいっているときは、『何か見落としているんじゃないか』と胃薬を飲み、会社がうまくいっていないときは、『どうやって会社をよくすればいいのか』を考えて胃薬を飲んでいる。それが社長の仕事だ」
と、サンリオの創業者の方が言ったそうです。
安住の地がないことの象徴でもありますが、だからこそ努力し続けることができるとも言えるのでしょう。
私には経営者の苦悩などは想像するしかありませんが、MAP経営のバリューに「自分経営」とあるように、自分の人生を見るときに、上に書いたことを意識していこうと思います。

  成功の定義は立場によって変わる

本書の中に、新しいことにチャレンジすることを社長から厳命された社員が、
チャレンジは出来たが売り上げ目標を達成できず、本部長に叱咤される場面があります。
本部長は売上目標の達成を成功と、社員は新チャレンジそのものを成功と定義していたためにズレが生じたようです。
人が違えば価値観が違い、立場が違えば見えてる景色が違うので、
定義が違うのは当たり前なのですが、意外に見落としがちで、これが言い合いの火種になっていることもあるような気がします。
この当たり前のことを今一度意識していきたいと思わせていただきました。

  まとめ

タイトルに「人が見ていないところで」というのがありますが、
その部分は最初に触れるだけで、あとは人が見ているところでもやるべきことについて触れられています。
全部やりきることができれば、本書冒頭に書かれているように、
制約の中で桁外れの成果を出すことができるのではないでしょうか?

日々行っている小さな活動が、正しいかどうか見直してみたい方にはおススメかと思います。

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