IT人材争奪戦

東洋経済にこんな記事が出てました。
「年俸600万~1000万円」「最低年俸720万円」「固定年俸528万円から。加えて年2回のインセンティブなどあり」――。
これは中途採用の給料体系ではない。新卒の募集要項で、ITエンジニア職に実際に提示している初任給だ。順に、DeNA、サイバーエージェント、LINEの提示額で、優秀な技術を持った新卒ITエンジニアを確保するために、破格の初任給を用意しているのだ。
 AIや人工知能が発達・発展する中でどの会社も人材の確保に躍起になっています。
記事中にも少し触れられているように、今やシステムやロボットを開発する会社だけでなく、全く畑違いの会社であろうとこういった人材の確保に乗り出してきました。

私が出たシステムの勉強会でもキャリアの話の中で、
システムエンジニアがどれくらい世の中に求められていて、
希少価値があるのかという話も幾度か聞いたことがあります。
まあシステムのキャリア支援を謳っている以上は、少し色を付けて話もしているとは思いますが。

その話の中では、
「希少さ(労働人口の内0.3%がシステムエンジニア)」
「成長市場(AIや人工知能など)」
「参入障壁が高い」
と仰っていました。


年収1000万円ともなれば、必要なのは本人の実力と世間の需要かなと思います。

実力の点で言えば、もはや会社に入ってから育っていくという考えも薄れていき、アメリカに倣うような学生の時代から力をつけていくという時代になっていくのでしょう。
あとはその実力を知ってもうらこと。
この時代、SNSやブログを通じて発信したりしていると、それだけで知ってもらえますし、伝える力というものも身に着くこともあるでしょうし。
こういうことも必要になるのでしょう。

もう一つは需要。
「自分の市場価値を高めなきゃ」で消耗している人に読んで欲しい話。という記事に書いている、「現実は「商品(自分)の質を高める」よりも「成長マーケットに飛び込む」ほうが100億倍重要」という話で、成長市場だからこそそこに人が集まり資本が投下されるということを忘れてはいけないということです。
すなわち世間が必要としているかです。


個人としてはこれらを身に着けること。
会社としてはこういった人に魅力的に映る組織にしていくこと。
そんなことがお互いに求められているんだなと思います。

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