日本人はいちいち気にするという”美徳”

手品を見たとき、日本人は手品のタネを見抜こうとし、外国人は純粋に手品を楽しむというのを聞いたことがあります。(外国人と一括りに出来るものではないでしょうけど、今回はわかりやすさ優先です)

そんなことを数年前聞いたなあと思い出したのが、
なんで日本人っていちいち歌詞の意味なんて気にするの?踊るポンポコリンだって意味なんてないだろ?」というを見かけたときです。


どんな時でも似たような反応をするんだなと思った次第です。


日本人はもともと不安を感じる遺伝子が強いらしく、わからないということ状態が好ましくないのでしょう。
(遺伝子に関してはコチラのページをソースにしています)
また同調意識も強いから、他の人がわかって自分だけがわからないというのに、本能的に耐えきれないのかもしれません。
私の勝手な妄想ですけれど。


不安が強いことは特段悪いことではなく、リスクヘッジをしっかりするようになります。
手品のタネを見抜こうとするのも、細かいところまで見ようとしますから、細かいところへの気配りにつながっているのかもしれません。

裏を返せば、リスクを恐れてチャレンジしづらくなったり、気にしなくていいような細かいところが気になるようになってしまうということになります。
表裏一体です。

不安をモチベーションに出来る人もいるでしょうから、繰り返しますが悪いことでもなければ、否定することでもありません。
この特徴をわかった上で特徴を活かしましょうという話ではあるのですが、
もう一つの側面として、そういう人間であっても落ち込まないことも大事かと思います。

細かいところが気になるとかチャレンジしないということはもしかしたら遺伝子レベルの話かもしれません。
となると性格と同じで変えることはものすごく難しくなります。
であれば、そんな自分を認めたうえで、行動する。

その性格と自分が持っている能力の掛け合わせで何ができるか考えた時に、新しい発見があるのではと思う今日この頃です。

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