SNSサイトに見る「いいね」について考えてみた

昨日ふと思ったのは、昔Facebookには「いいね」しかなく、「悲しいね」とか「ひどいね」がなかったのは、ある意味正しいのではということです。
少し所感を書いてみようと思います。

よく言われるように脳の原始的な部分は、相手に向けられた感情か自分に向けられた感情か判断できず、すべて自分事として捉えると言われています。

「いいね」というわけではないけど、見たという証明がしたいためとか、いろんな理由があって実装されたと思うのですが、改めて考えてみると理にかなっているなって。
プラスの感情を呼び起こすことに意味はあっても、マイナスの感情で自分を満たすことに、そんなに大きなメリットはない気もしますし。
その上見た人だけでなく、投稿した人もその感情に晒されるので、マイナスの連鎖と言えるのかもしれません。


ちょっと話それますけれど、それぞれのリアクションはニュースフィードに影響あるみたいですね。
押したリアクションボタンはいずれニュースフィードにも影響
Facebookによれば、当面はどのリアクションボタンを押しても、ニュースフィードのアルゴリズムに対する影響は従来の「いいね!」と同じようなものになります。つまり、ある種の投稿・記事に「悲しいね」を付けても「うけるね」を付けても、それらは「いいね!」と同様の重み付けをされるので、アルゴリズムは「このユーザーは、こういったタイプの投稿・記事が好みなんだな」と判断し、同種の投稿・記事がニュースフィードに表示されやすくなるわけです。
一方でFacebookは、中長期的にはリアクションごとに重み付けを調整する意向を示しており、実際にそのようにアルゴリズムが変更されていくものと思われます。具体的にどのような変化が起きるのかは、これからFacebookのアルゴリズムがおこなっていく"学習"次第となります。
そういった意味でいうと、リアクションできる種類が増えたのは良いことだとも思います。

どんな機能も使う人次第だとは思いますが、
他のSNSサイトが未だに「いいね」だけしかないのは(自分が登録しているのだけしか知りませんけど)、意外にそんな理由なのかもしれないという誇大妄想でした。

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