趣味と習慣の境目ってどこだろう

ふと趣味と習慣って何が違うのだろうと思うことがありました。
きっかけは「筋トレが趣味なんですね」と言われたとき。

個人的に趣味という感覚がなく、毎日やるものくらいの感じなので、歯を磨くと同じくらいの感覚だったりします。
習慣という言葉が一番しっくりきていましたが、外から見たらそう見えるのか、と思うとそもそも違いって何なのだろうと思い調べてみました。

習慣の意味をWikipediaから。
日常の決まりきった行いのこと。長い間そうすることによって、そうすることがあたかもきまりのようになったこと
次に趣味の意味を同じくWikipediaから。
人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。
 趣味の中に”習慣”という言葉入ってますね。
上の意味だけを抜き取ると、習慣は決まりだからやる、趣味は好んでやる、といったところになるのでしょうか?
私はいまいちピンときませんが、皆さんいかがでしょうか?

私が思うに習慣って約束ごとじゃないかなと思います。
自分の経験から言って、自分とにしろ他人とにしろ続けますよっていう宣言とか約束のもと始まるのが習慣というほうがしっくりきます。
ブログも筋トレも毎日やるぞっていう自分との約束でしたし。
約束だから習慣ってできなかったとき罪悪感がかなりあったりします。
そういう点でいうと趣味はやりたいときにやるみたいな感覚なので、
罪悪感は薄い気がします。
趣味の場合は逆に没頭しすぎて時間が過ぎ、他にすることあったのに、みたいな感覚の方が強いかもしれません。
前者はやらなくて、後者はやりすぎて後悔するという側面がある以上、やっぱり別物なのかなと、私は思ったりします。



そうすると習慣と趣味が行き来することあるのかなと考えるのですが、
習慣が趣味化するとかなりきつかった経験があります。
好きでやりたいのにやることが義務化してきてイライラすることがあります。
例えば本を読むことを習慣にしたら、読むのがめっちゃ楽しくなってきた。
最初の内は、他の人から読めよと言われても違和感なかったのが、
言われると好きに読ませてくれよ、と思うようになってきた。
そうするとただ習慣だからやるっていうことに、好きなことが縛られていることに多大なストレスを感じるようになってくる。
この状態はかなりきついなと思います。

逆の趣味が習慣化っていうのは私は経験したことないので語ることがないのですが、
趣味を毎日やっていても、出発が趣味である以上義務的でもないし、
そもそも習慣って感じることってあるのかなって今のところは思っています。


言わせる人に言わせれば、目的の有無の違いとか他に違いがあるのかもしれませんが、
私が今考えているのはこんなところです。
本音を言えば、違いがどうとか考える必要は本来ないのでしょうが、ふと思った疑問でした。

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