【読書日記】転職の思考法

題名:転職の思考法
著者:北野 唯我
読了時間:1時間15分(260ページ)

この本の紹介を見たとき、これは転職がどうとかではなく、
キャリアのプランニングを考えるための本なのではと思いました。
改めて考えなおす機会になると思い、手に取りました。

  マーケットバリューは技術資産×人的資産×業界の生産性

ここで感じたのは、今自分がどの資産を狙って伸ばしていくか、
そして自分が資産だと思っているものも、一度棚卸してみると外では通用せず、
実は資産ではないかもといったものがあることです。
本書を読んでみると自分がどこを狙いたいか、どのタイミングでどこを伸ばすべきか、
そして資産だと思い込んでないかがわかります。

  「何をするか」に重きをおくto do型の人間と、「どんな人でありたいか」を重視するbeing型の人間がいる

to do(コト)に重きをおく人間:何をするのか、で物事を考える。明確な夢や目標を持っている
仕事の楽しみ方:世の中に革新的な商品を残す、会社を大きくするetc...

being(状態)に重きをおく人間:どんな人でありたいか、どんな状態でありたいかを重視
仕事の楽しみ方:多くの尊敬できる人に囲まれている、世の中にこんな影響を与えているetc...

99%の人間はbeing型なので「心からやりたい」ことがなくても悲観する必要はない。
ただし小さなやりたいことは誰でも持っている。

今回これが一番心に響きました。
小さなやりたいことの見つけ方や自分がどういう状態か見つめる方法など書かれていますが、何より自分がどちらの型の人間か見極めておくことはかなり重要だと思います。
そうでないと間違った方向に進む可能性がかなり高いと思います。
この定義だと私はbeing型の人間で、憧れの人から仕事を依頼されたや、
自分のやったことで人の心を動かしたなどは、かなりモチベーションが上がります。

  まとめ

冒頭書いた通り、キャリアのプランニングの本だと思うので、
転職どうこう関係なく、今の会社で成果残していきたと考える人にも
ぜひ読んでいただきたいです。
私は心の整理・考えの整理ができましたし、頭のモヤモヤが一つ晴れたと思います。
人生100年時代と言われる時代だからこそ、こういうのを考える時間が必要だと思います。

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