「誰と働く」も「何をしたい」も行きつく先は同じだと思う

弊社MAP経営の社員ブログの一つ、俺のキャッシュフロー「就職」に対する考え方が投稿されました。
結論のところを読んでみるとこう書いてあります。
私の場合、「誰と一緒に働くか」を重視してこの会社で働くことを選択し続けているわけですが、どうやら世の中の風潮は「誰と一緒に働くか」よりも「どんな仕事をするか」に重点が置かれているようで、改めて『大きなギャップがなるなぁ』と感じた新聞記事でありました。
読んでみて思うところがあったので、後出しではありますが、思うところを書いていこうと思います。
まず前提として、「誰と一緒に働くか」と「どんな仕事をするか」というのは、どちらを重視しても問題ありません。
5:5の人もいれば、9:1くらいに傾いている人もいるかもしれない。
その人の価値観であって、否定するものではありません。

ただ読んだ上での感想は、私が思うにどちらも同じなんじゃないかなと思いました。

好きな人と一緒に働きたいと思うだけで一緒に働けるわけではありません。
どんな考え方が必要でどんな能力が必要かというのが往々にしてあって、それが好きな人とマッチするから一緒に働けるわけです。
一言で言えば、好きな人と働くという能力が必要だと私は考えます。

であれば、どんな能力が身に着くかはどんな仕事をするかということに直結するのではないかと思います。
好きな人と働くためには、どんな仕事でどんな能力を身に着けるか、少し飛躍するとどんな縁を求めるかというのはものすごく大事で、だからこそ「どんな仕事をするか」というのはきちんと考える必要があると思います。

逆の視点から言っても「どんな仕事をするか」は「誰と一緒に働くか」というのに密接に関係します。
例えば芸能出版の仕事がしたくて出版業界に入っても、人事権を持っている人が違うところに配属してしまえば、したい仕事はしばらくおあずけ状態になります。
自分の野望や願望を理解し、さらにそれを可能にしてくれる力のある人と共に働かなければ、したい仕事もままなりません。

もちろん、したいことばっかしていいと言うつもりはないし、反対にしたくないことばっかやれと言うつもりもありません。

結局のところ「誰と一緒に働くか」で「どんな仕事をするか」が決まってくる部分もあるし、「どんな仕事をするか」を考えると「誰と一緒に働くか」がある程度狭まってくる部分もあって、どっちがどっちではなく、考える出発点がどっちにしろ、両方考える必要があると、私は思っています。
お互い相互に絡み合っていますから、優先したいものをとった時に何かしらついてくるものがあります。

今、就職しようとしている方々がどう考えているかはわかりませんが、それを含めて会社や業務をきちんと見て、最高の選択ができることを願っております。

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