練習の成果は3か月後と教わった

今日から11月が始まります、皆様どうぞよろしくお願いします。

中学生のとき陸上部に所属していたことを前回の投稿でチラッと触れましたが、
その顧問の先生の言葉で今も頭に残っているのが、
「練習の成果は3か月経ったあたりから徐々に出てくる」という言葉です。

なぜこの言葉が印象に残っているかというと、
その陸上部でのとある出来事です。

入部してまず初めに気づいたことの一つが、
「部の中で一番足が遅いこと」です。
下から数えたほうが早いとかではなく、単純に下から数えて1番です。

そんな状態からのスタートでしたが、
その上練習しても練習しても全然タイム上がらない状態が続きます。

50m走とかだとそれなりの頻度でタイム測っていたりはしたんですが、
ホント全然変わらないわけです。
0.1秒すらタイム縮まらない。
これが上級者の世界だったら0.1秒で勝負決まるからこそ、
この0.1秒縮めるのにものすごい練習をするわけですが、
元々足遅いのに練習しても成果でないっていうのは、
いろいろと思うところあるわけです。

で、そんな状況が変わったのが入部してから3か月経過したくらいから。
ポンっとタイムが上がったときがあったんですよね。
徐々にという感じではなくて結構飛躍的に。
上がった理由が全くわからなかった(というより考えることをしなかった)のですが、
それから半年くらい経ったある日、
顧問の先生から冒頭の言葉をいただいて、
「あ~あれはそういうことだったのか」と思ったわけです。

「すぐに成果出なくても少しだけ続けてみる」ことが大事なときがあるというのは、
このときに体感しのだと思います。

3か月は続けなければならないとか、
やっぱり石の上にも三年とか言うつもりはありません。
ものによって成果が出るまでの継続期間が、
1か月のもあれば5年かかるものもあるでしょう。
20時間の法則や1万時間の法則だってあります。

ただ考えなければいけないのは、私が経験したこの3か月で成果が出たというラインを超える量、その量を積み上げられているだろうかということです。
ここが足りてなければ成果が出るというのは難しいと思うので、
超えているかどうか現状を見てみるためにも、
ラインを考えてみるというのは大事だと思います。

超えているのに成果出ていなければ、それはやり方に目を向ければいいと思います。

陸上みたいな個人競技でわかりやすく成果も測定しやすいものでも、
成果を出すことは一筋縄ではいかなかったなと思います。
成績がビリで3か月も成果が全く出せなかった、
中学の部活時代を思い出しながら、そんなことに思いを馳せる今日でした。

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